HISTORY

最初は下手すぎました・・笑

2026.02.25 · 読了目安 5 min
最初は下手すぎました・・笑

「聞けたもんじゃない」と言われた日から、聴かせられる団になるまで。

初めは歌が下手でした。坂本さんも観客のみなさまに申し訳なく思っておられました。実はこういう裏話があります。コンサートは3部構成だったんだけど、第2部はプロのステージにしていました。そこでプロのミュージシャン、ジャズのメンバーなんか呼んだりして、いい音楽もあるから『ごめんね、きてね』という具合で、お金を払って頂けるステージづくりに配慮されていました。

しかし途中から銀団が上手くなり始めました。そして合唱で観客の皆様が喜んでくれだしたので、2部にプロを呼ぶ必要が無くなってきました。そこで団員の中でアンサンブルやソロをするのもありだな、と。そして来てくれた部下が『社長!すごいな!面白いな!』という楽しみ方が出来ると思いました。もう聴かせられるレベルになれたので、2部はお楽しみタイムでいいと思います。観客目線で楽しんで頂けるなら、アンサンブルはドンドン新たなチームがチャレンジして頂けると良いと思います。根本は観客の皆様に我々の生き様を伝える事ですから、いろいろな表現方法があって良いと思います。

下手は下手でも・・実は当初から本番に強かったですね!!普通の合唱団では怖い怖い病がはびこんでいます。間違いたくないので周りを見ながら恐る恐る歌う。ですからどうしても出だしも遅れがちになります。そのてん銀団は下手な時代から怖がらずに「バーン」と出れるのです。さすが経営者。リスクを取る人たちだから怖れずに出られるのです。歌っても飛び出る人が多くエネルギーがありました。下手だけど全力で自己表現して、なんか知らないけど訴えるものがありました。その点は設立当時から変わらない良さです。スタンディングオベーションも何度も頂けていますので、観客を楽しませるのは一流です。

僕は合唱出身でコンクールで何度も賞を頂いていたので業界の水準は体で分かりますが、「この団は賞取れるな」と感じていました。そして今の銀団を見て「自分が思っていたようになってきてるな!」と実感しています。

出典:銀団バイブル ─ 長山 宏(創立メンバー・バリトン)
全11章は 銀団の歴史 で読めます。