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経営と合唱

2026.02.25 · 読了目安 5 min
経営と合唱

良いハーモニーをつくる作法は、そのまま良い経営の作法でもある。

もともとみんな社長たちなので、とにかく俺が、俺が、で人の話を聞かない!だからこそ合唱はいいのです。相手を聞こうとする、心のハーモニーを奏でるために聞きあって合わせる。最近意欲的な団員さんが次々と自主的に集まり、チームを根で始まった小アンサンブルはとても素晴らしいと思います!みんな社長なのでソロはお手の物ですが、小アンサンブルは合唱とは違う魅力があります。各パート1名なし2名ぐらいしかいないので難しい。相手を聞いて、しかもバランスを取る必要が有る!ソロ、小アンサンブル、合唱。この3つを経験することが、人間としてのバランス感覚も養ってくれると思っています。私自身コーラス出身だったこともあり、自分の音楽を作るのは苦手です。ソロや小アンサンブルで個を主張する力をつける必要性を感じています。また自身の声を聞くことも大事です。これはとても難しいです。ソロであっても合唱であっても、自分に聞こえている声と観客が聞いている声はまるで違うので、自分に聞こえている声から観客に聞こえている声を想定する事が出来なければいけないのです。会場の響き(空間)に合わせて観客に良い声を届けられるように自分をコントロールするのです。その感覚は経営にも実は生きるんです。自社の状態から社員の現場での働きを想定し、更に顧客の喜びを想定する。客観的な千里眼?が必要なんですね!

実際のステージは、知り合いや社員、仲間たち、家族に聞いてもらう、いわばマーケティングの場、お披露目の場でもありますので、いわばお祭りのように皆で盛り上げていくことで、会社も友情も顧客も皆が幸せになっていけるのだと思います。

また坂本さんは、銀団の団員は経営でも成功して欲しいと思い、特に新入団員に対しては積極的に話を聞きながら、なんとかしてその人の経営を盛り上げていきたいと思って関わっておられました。アメリカンストーリーで経営者で成功する人は、仕事の世界ではなくて趣味の世界で人脈が広がりビジネスも成功する、といったストーリーが当てはまります。盛和塾でも言われてるように、ただ明らかにビジネス目的での入団はダメですが、「合唱が主で、合唱を通して気心が知れてビジネスにも繋がる」、そんな世界をイメージされていたのかも知れません。

出典:銀団バイブル ─ 長山 宏(創立メンバー・バリトン)
全11章は 銀団の歴史 で読めます。